ChatGPTに質問をしたとき、「知りたいことは合っているけれど、回答が長すぎる」と感じることはありませんか?
簡単な答えが欲しかったのに詳しい説明が続いたり、逆に「もう少し具体的に知りたい」と思ったりすることもあります。
ChatGPTでは、質問するときに回答の長さ・形式・対象・知りたい範囲などを指定することで、欲しい答えに近づけやすくなります。
最初から完璧な質問を作る必要もありません。一度回答してもらってから、「もっと短く」「ここだけ詳しく」と調整することもできます。
今回は、ChatGPTの回答が長すぎるときに使える質問の工夫を、具体例と一緒に紹介します。
ChatGPTの回答が長くなるのはなぜ?
ChatGPTに、
「ブログのSEOについて教えて」
と質問したとします。
これだけでは、SEOの何を知りたいのかがはっきりしていません。
検索キーワードについて知りたいのか、タイトルの付け方なのか、記事構成なのか、SEOそのものの意味を知りたいのか、いくつもの可能性があります。
そのため、幅広い内容を含んだ回答になることがあります。
つまり、回答が長いときは、質問する範囲が広すぎないか確認することが一つのポイントです。
手順1|最初から回答の長さを指定する
一番簡単なのは、質問するときに欲しい回答の長さを伝える方法です。
たとえば、
ブログのSEOとは何ですか?100文字程度で簡単に説明してください。
あるいは、
要点だけ3つに絞って教えてください。
といった聞き方ができます。
「短く教えて」でも調整できますが、「3つに絞る」「100文字程度」などの条件を付けると、希望する形をより具体的に伝えられます。
箇条書きを指定する方法もある
長い文章を読むのが大変なら、
結論を箇条書きで5つ以内にまとめてください。
という方法もあります。
特に、いくつかのポイントを比較したいときや、最初に全体像だけ知りたいときに使いやすい聞き方です。
手順2|知りたい部分だけに質問を絞る
質問そのものを小さくする方法もあります。
たとえば、
WordPressについて教えてください。
では、かなり広い質問です。
これを、
WordPressでブログ記事を投稿するとき、最初に確認したいことを3つ教えてください。
とすれば、回答する範囲が絞られます。
さらに、
WordPressの記事タイトルを決めるときの注意点だけ教えてください。
とすれば、より限定された回答を求められます。
大きなテーマを一度に質問するのではなく、知りたいことを一つずつ聞く。
これだけでも回答を読みやすくしやすくなります。
手順3|誰向けの説明なのか伝える
同じ内容でも、相手によって必要な説明は変わります。
専門的な知識がある人向けなら専門用語を使った説明でも理解できますが、初めて学ぶ人には難しい場合があります。
そこで、
パソコン初心者にも分かる言葉で説明してください。
WordPressを初めて使う人向けに説明してください。
など、誰向けの回答が欲しいのかを指定します。
自分自身が対象なら、
専門用語が分からないので、できるだけ簡単な言葉で説明してください。
でも構いません。
長さだけでなく説明の難しさを調整することも、欲しい答えに近づける方法です。
手順4|最初に結論を出してもらう
詳しい説明は欲しいけれど、最初に答えを知りたいこともあります。
そんなときは、
最初に結論を書いて、そのあと理由を説明してください。
と指定できます。
たとえば、
ブログの記事タイトルは公開後に変更してもいいですか?最初に結論を一文で書き、そのあと注意点を説明してください。
という聞き方です。
これなら、まず結論を確認して、必要なら続きを読むという使い方ができます。
すべての説明を最初から読まなくても、重要な部分を見つけやすくなります。
手順5|すでに出た回答を短くしてもらう
回答が長くなってしまっても、最初から質問し直す必要はありません。
そのまま続けて、
もう少し短くしてください。
と伝えることができます。
さらに具体的に、
今の回答を3行でまとめてください。
結論だけ残してください。
初心者に必要な部分だけ残してください。
具体例を1つだけ残して短くしてください。
といった調整もできます。
最初の回答を見てから、「何が必要で何が不要か」を判断して修正していく方法です。
「短くする」と「内容を減らす」は分けて考える
ここで少し注意したいのが、単純に文字数を減らせばよいとは限らないことです。
たとえば、設定方法を知りたいのに説明を短くしすぎると、大切な手順まで省略される可能性があります。
その場合は、
手順はすべて残して、補足説明だけ短くしてください。
という頼み方ができます。
逆に、理由はいらず操作方法だけ知りたいなら、
理由の説明は不要です。操作手順だけ番号付きで教えてください。
と指定できます。
残してほしい部分と、省略してよい部分を分けて伝えるのがポイントです。
回答形式を指定するとさらに読みやすくなる
ChatGPTへの質問では、文章の長さ以外に「どんな形で答えてほしいか」も指定できます。
たとえば、2つのサービスを比較したいなら表形式、操作方法なら番号付きの手順、候補を知りたいなら箇条書きなど、目的に合わせて変えられます。
具体例
アプリAとアプリBの違いを知りたい場合なら、
アプリAとアプリBの違いを、料金・使いやすさ・主な機能の3項目だけ表で比較してください。
と聞くことができます。
操作方法なら、
設定方法を1、2、3の順番で説明してください。各手順は短くしてください。
と指定できます。
何を知りたいかだけでなく、どう表示してほしいかまで伝えると確認しやすくなります。
一度の質問ですべて決めなくてもいい
ChatGPTを使うとき、「最初から詳しい質問文を書かなければいけない」と考える必要はありません。
まず、
Googleアドセンスについて簡単に教えてください。
と聞いてみて、回答を読んでから、
申請前の準備だけ詳しく教えてください。
さらに、
固定ページについてだけ教えてください。
というように会話を続けることもできます。
最初は広く聞いて、気になったところを少しずつ掘り下げる方法です。
特に、自分自身も「何を質問すればよいか分からない」というテーマでは、この進め方が使いやすいでしょう。
質問するときに注意したいこと
回答を調整するときは、短くすることだけを優先しすぎないようにしましょう。
重要な注意点まで削ってしまえば、かえって内容が分かりにくくなる場合があります。
また、ChatGPTの回答には誤りが含まれる可能性があります。
特に、料金、サービス内容、法律、制度、医療、お金に関係する情報などは、回答だけで判断せず、必要に応じて公式情報なども確認することが大切です。
ChatGPTは「短く答えて」と指定すれば短くできますが、短い回答だから正確というわけではありません。
読みやすさと情報の確認は別に考えておきましょう。
自分用の質問パターンを作っておく
ChatGPTを何度も使っていると、自分が読みやすい回答の形が少しずつ分かってきます。
たとえば、
初心者向けに、結論から簡単に説明してください。要点は3つ以内にして、必要なら最後に具体例を1つ付けてください。
という形が読みやすいなら、自分用の基本パターンとして使えます。
毎回まったく違う質問方法を考えなくても、基本形を作って必要なところだけ変更できます。
「自分はどんな答え方なら理解しやすいか」を見つけることも、ChatGPTを使いやすくする工夫の一つです。
今日からできること
1.次の質問で「3つに絞って」と付けてみる
普段の質問の最後に、
「重要なものを3つに絞ってください」
と加えてみましょう。
回答量を調整する感覚をつかみやすくなります。
2.長い回答には「結論だけ教えて」と続けてみる
長い回答が返ってきたら、そのまま読むのをやめるのではなく、
「今の回答の結論だけ簡単に教えてください」
と続けてみます。
同じ内容でも見え方が変わります。
3.知りたいことを一つに絞って質問する
「○○について全部教えて」ではなく、
「○○の設定方法だけ」
「○○の注意点だけ」
など、質問する範囲を小さくしてみましょう。
まとめ
ChatGPTの回答が長すぎると感じたときは、質問の仕方を少し変えるだけでも調整できます。
回答の長さを指定する、知りたい範囲を絞る、対象者を伝える、最初に結論を求める、回答形式を指定するなど、方法はいくつもあります。
また、一度出た回答が希望どおりでなくても、質問を最初からやり直す必要はありません。
「もっと短く」「ここだけ詳しく」「手順だけ残して」など、会話を続けながら調整できます。
大切なのは、ChatGPTに質問を投げて終わりにするのではなく、欲しい答えになるまで少しずつ条件を伝えていくことです。
自分に合った質問の仕方が見つかれば、長すぎる回答に困る場面も減らしやすくなるでしょう。
🦉 この記事を書いた人
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